抜群の吸水力SOILのドライングボードで水回りをすっきりドライに!

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夏場の特に蒸し暑い時期はキッチンにこもる湿気や、水切りトレーにたまった水が気になるのではないでしょうか。とりわけ、水切りトレーの水は、ぬめりや虫、カビが発生する原因になるのでは、という衛生的な危機感から料理をする度に気になっていました。料理を作って盛り付けるお皿がそういった不衛生な状態のキッチンツールに触れると思うと、いつもどこか落ち着かない気持ちでした。

そんな時に見つけたのが、SOILのGEM ドライングボードM(型番:JIS-K339)でした。吸水性と通気性が高い、珪藻土と蛭石を使った自然素材の水切りボードです。珪藻土は、植物性プランクトン類が堆積した地層から採取される土を燃焼して作られた素材のため、キッチン周りに置くツールとしての安心度もあります。
水を一瞬で中に吸収して表面はすぐ乾くので、洗った食器を置いておくと滴る水はたまらず、食器自体も早く乾きます。じめじめする梅雨時期にも良いと思います。吸い取った水分は自然乾燥するため、見た目的には水がどんどん吸い取られ、どこかに行ったようにしか見えません。


たまたま外出先のインテリアショップでSOILのGEMバスマットの実演を見たのがきっかけでした。霧吹きでバスマットに水を振りかけると一瞬で水が吸収されバスマットの表面はさらさらの状態になりました。これを見たときに、キッチンで使いたいと思いました。運よくこのドライングボードがあったので良かったのですが、なかった場合はバスマットをキッチンで使おうかと思うほどに衝撃的な実演でした。

ドライングボードのサイズはSとMの2種類で、設置したい場所にサイズが合わせにくいのが難点ですが、少しでも現状を改善できればという気持ちで購入しました。
使用感はとてもいいです。今はシンクの右横に置いて、洗った食器や包丁をボードの上に置いています。食器は少しでも数がおけるように、ボードの上にお皿を立てて並べられるラックを置いています。
サイズの割には軽く軽石のような肌触りで、シンプルな白色なので、通常の水切りラックやトレーよりキッチンがスマートにすっきりした印象になると思います。
デメリットを挙げると、石のボードなので食器を置くときに気を付けないと、食器かボードが割れる可能性がある点です。何枚もの食器を洗い、それを置くときには都度、力加減を配慮しなければならない面倒さはありますが、慣れますし、それを上回るメリットがあります。

 お手入れは、1日1回はボードを風通しの良い日陰の場所に立てかけてボード内に水分が溜まらないようにする程度で、簡単・便利です。都度フキンで食器を拭く必要もなく、水切りトレーにたまった水を捨てて洗う必要もなく、家事が楽になります。食器の乾きが早いので、食器棚に早くしまうことができ、よりシンク周りも片づけやすくなります。
何よりモヤモヤしていた気分がすっきりします。物理的にも気分的にもすっきり快適です。
決して安いものではありませんが、割らないように気を付ければ、約2年間と長く使えるツールなのでおすすめのキッチンツールです。