2kgまで量れてコンパクト「デジタルクッキングスケール KD-182」

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タニタの「デジタルクッキングスケール KD-182」を使用していて、たいへん使いやすいです。

デジタルスケールの使いやすさは他製品でも体験済みですが、本製品はタニタのデジタルスケールのなかでも機能がシンプル、かつ2kgまで量れるところが使い方に合っています。つくりもとてもしっかりしています。

丸洗いはできませんけれど、トップ面が「強化ガラス製」でキレイに保ちやすいです。恥ずかしながらこのことは買うときよく確認せず、後に知ったんですけどね。

実家で以前に同社製「クイーンデリカ デジタルクッキングスケール 2000g  1141 」を使っていました。これが使いよかったので本品も似たスペックの品として買いました。※実家のものは90年代に買いまして、まだ使えています。

アナログスケールと違って、計量カップなど容器の重さを省いて計測できる点がとにかく便利です。容器を置いて「TARE」のボタンを押すだけと簡単です。そのような機能は他社製でも同じとすれば、タニタ製の良さはやはりしっかり感・信頼感ですね。

1g単位で量れます。個人的に料理では5~10g単位等でもさほど困りませんが、毎回スケールの正確さがわかって安心できます。地域設定が必要ですが、それも正確性をあらわしていますね。

 強いて難点を言えばボタンに対しての反応に2,3秒を要するところです。しかしこれはデジタルスケールでは一般的で、慣れてしまうと家庭ではほとんど気になりません。特にスピードを要する作業では、事前に要確認ですね。アナログタイプと比べて電池を使いますが、私の場合だと1年以上持ち、特に気にならないレベルです。

デジタルスケールでは、より微量の単位(1g未満)から計測できるモデルもあります。しかし多少高くなりますし、繊細で故障しやすかったりしても困ると考えて、私は1g単位のモデルとしました。

量れる最大の重さについては、タニタのデジタルスケールだと1kg、3kgもラインナップされているので、使い方に合わすと良いと思います。キッチンでの個人的な感覚として1kgのアナログスケールを使っていると「たまにオーバーしてしまうことがあるものの、3kg超えはまずない」という感じだったので「最大2kg」タイプの本品としました。

「ラインナップが多い」ということもタニタのメリットで、量れる細かさや量れる最大の重さ、材質なども妥協なしに自分の好きなものを買えますね。「多すぎてぱっと選べない」とも言えるかもしれませんが(笑)。各製品グループごとに愛称などがあると、友達にももっとわかりよく薦められるのに…なども思います。

よく言われていることで、デジタルスケールは郵便物の重さを量るのにもとても便利、オークション等で物が売れたときにも役立ちます。タニタ製の正確性が活きるのはキッチンよりむしろこちらかも。ネット通販でものを買うときも「この腕時計は40gだというが、実際どれぐらいの感じか分からない」といった際に本品で手持ちの時計を量るなどで、とてもスムーズです。そういった使い方が多いなら、キッチン用と別に合計2つ持っておくと良いと感じます(2つあると、特に正確さが要求される状況で2重の確認もできて安心です)。

余談で、サブの秤として別メーカーの廉価なアナログスケールを使っていたのですが、どうも狂う感じが出てきて、どうせならとタニタ製のもの(アナログクッキングスケール タニハンド 1437 1kg)に切り替えました。すると驚くほどピシっと針が動いて調整頻度もきわめて低いのです。これにもびっくりしました。

しっかりしていてシンプルで、値段もお手頃。「タニタ デジタルクッキングスケール KD-182」は良い買い物だと思いました。これまで私個人的にタニタ製品は「ハズレ」がないです。「もっともっと安いものでも…」と一瞬思っても、タニタを選んでおくと後悔しない印象が強いですね。